第1章 社会的役割と社会的実践力 第3章 役割体験学習論の提案 第5章 地域に根ざすキャリアアップ教育 資料編 |
今日、「実践キャリアアップ」という言葉が広まりつつある。「キャリア形成」よりもアクティブな表現として意図的に用いられているようだ。しかし、言葉や表現は実が伴わなければ単なるスローガンや看板に過ぎない。実が伴うには、キャリアアップのための理論が必要であり、この理論に基づく実践があってこそ可能になる。 |
著者プロフィール 井門 正美秋田大学教授(教育学研究科・教育文化学部) 秋田大学教員免許状更新講習推進センター・センター長 秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会・会長 秋田法教育研究会・会長 1955 年群馬県生まれ。早稲田大学社会科学部(1979 年)、立教大学社会学部(1982年)を卒業し、群馬県公立学校教員として沼田市立池田小学校、藤岡市立北中学校に勤務する。1990 年同職を辞し、上越教育大学大学院修士課程学校教育研究科に入学。 その後、筑波大学大学院博士課程教育学研究科を経て、現在、秋田大学教授(教育学研究科・教育文化学部)。博士(教育学)。自己組織性のある学校再生をめざして、研究と教育に情熱を燃やしている。 主な著書を以下に紹介する。 ・『社会科における役割体験学習論の構想』NSK 出版、2002 年。 ・『町づくりゲーミングSIM TOWN【井角町】』NSK 出版、2003 年。 ・『役割体験学習論に基づく法教育』現代人文社、2011 年。 ・『ロール・プレイ』(クリシヤ・M・ヤルドレイ=マトヴェイチュク著、監訳者和泉浩、翻訳者若有保彦、翻訳企画者井門正美)、拙稿「役割実践法による『ロールプレイング』の再検討」(巻末)、2011 年。 |